コラム
タイと日本比べてみたら?
今回は、タイと日本の物価、生活費と税金制度の違いについて解説していきます。
① 物価・生活費
交通費
タイのバンコク市内を走っているタクシーの初乗り料金は、1キロメートル、35バーツ(約120円)と日本の3分の1が相場で1キロメートル以後は、360メートル毎に2バーツが加算され、渋滞時には1分辺り2バーツが別途加算されます。
家賃
タイは日本に比べて物価がまだまだ安く、家賃相場も低くなっています。首都バンコクにあるスイミングプール・フィットネスジム付きの高級コンドミニアムの家賃はワンベットルーム月額13,000バーツ〜(約45,000円~)あります。
食費
特に安さを感じるのは、食費です。 日本ではランチに平均500円ほどかかりますが、タイでは50バーツ(約150円)もあればローカルフードがお腹いっぱいに食べられます。夜お酒を飲みに居酒屋へ行っても500バーツ〜1,000バーツ(1,500円〜3,000円)ほどで済ませることができます。
② 税金制度
住民税・所得税
タイには住民税がないです。そのため、所得税は0〜35%の累進課税制度となっており、住民税がかからない分日本よりも高い税率で設定されています。
消費税
日本の消費税にあたる制度はタイにもありVAT(付加価値税)と呼ばれます。 税率は現在7%です。
相続税
日本の相続税は10〜55%ですがタイの相続税はわずか5〜10%です。
法人税
タイの法人税は、日本の法人税とほぼ同様の仕組みです。 税率は20%で、 会計年度末において払込資本金が500万バーツ以下の会社には、中小企業に対する軽減措置があり、利益のうち15万バーツ以下の部分については法人税が免除されます。
このように5つの税制からみると、タイの税率は日本の税率よりも低く設定されていることがわかります。